2010.02.15 Monday | 20:22
というわけでなぜかごく一部で好評らしいこのコーナー、
音楽的な内容にはあまり触れない裏話メインの連載レビュー第4回目です。

AG-007は2001年に発売になったpastelshotのデビューミニアルバムにしてラストアルバム『Hush, Little Baby』。
このバンドはコンピ『月曜日のabc』に参加していたバンドで、
神谷君と横手さんの男女ツインボーカル的な2人がメインな感じのバンド。
名古屋と東京に別れて住んでいたので、
何かと活動は不便だったのかもしれないけど、
奇跡的にすばらしいアルバムが完成してしまいました。
まあ結局はこのCD出してすぐに解散しちゃったんだけど。惜しいなぁ。
もう1枚くらい作ってたら何かが起こってたかもしれん、と思ってしまうバンドですな。
最初カセットでデモを聴かせてもらったときに、
もう結構曲が出来上がっていて、宅録丸出しなんだけどとにかくすごく良くて。
CDにするっていうんで録り直してなんだか雰囲気台無し、みたいなことにはならなくて良かった。
基本的にワタクシ音質は昔からこだわりが無くて、完全に雰囲気重視。
なんやかんや言って、最初に持ってきたデモテープが一番良いじゃんっていうのは良く思うんですよねぇ。
このパステルショットは歌は若干というかめっぽう下手ですが、
個人的には音程狂っていようがおかまい無しで絶賛です。
このCDには入ってなくて、その前述のコンピにだけ入ってる「Summer Story」って曲なんかは、
カセット音源そのまま入れただけみたいな(というか本当にそうだったような)感じで、
スーパーしょぼくて、テクはないけど夢はあるぜーってなもんで、今聞いても断然かっこいい。
アートワークは、横手さんの妹がイラストを描いて、
デザインは平井さん。平井さんはワイマールってバンドをやってた人。
ワイマールと言えばミンティフレッシュジャパンのコンピでmiette-oneと一緒に入ってた。
とまあそんな感じでこのジャケは絵本みたいな感じで良いんです。
ただこの時一つ失敗をしてて、持ってる人はよーく見ると分かるんですが、
帯がなんだか怪しく切れてるんです。
帯って言うのはなかなかやっかいでしてね、
デザインするときはCDのジャケットと合わせて考える訳ですよ。色とか絵とか文字の続き具合を。
で、この時Pケースの左側にある余白というか1センチくらい空いてるところを計算に入れないと、
はめたときに帯が全然ジャケと合わないぞーという事態になるんですね。
で、こりゃヤバいってことで、後からキンコーズへ持っていって、
綺麗に切ってください、ってお願いしてカットしてもらうなんて大慌てなことになっちゃうんですが、
この時、見事それをやらかしました。
まあ、今ではそんなアホみたいなミスはしませんけど。
実際に印刷してはめて確認すればいいだけなのに、
なんやかんやの事情でそれが起こってしまうんですねぇ。人間とは恐ろしい。
まあ当時は良くわかってないというか作りなれてないですから、
そういう初歩的なミスをバンバンしながら作り方を覚えていった訳です。
そういえば、なにかと音楽関連のことでどうやったらいいの?って聞かれることが
わりといっぱいあるんで、とりあえず分かる事は丁寧に説明してあげたりするようにしてるんですけど、
どうも失敗したらダメみたいな風に思ってる人がやたら多いんだなーという事をよく思います。
そんなんとりあえずやってみて失敗したらそれから考えれば良いじゃんっていうような。
一回の失敗でアウトになるような事は、事前にこれ絶対やったらあかんよって言いますけど、
失敗してみないと何がダメで何がOKなのか分からない事に限って、失敗したがらないっていうか。
まあそんな事を言うようになったらおっさんじゃないかという気もするんですが。
この頃の宅録とかはまさにそういう失敗の繰り返しで、工夫を重ねて重ねて、
自分の中でOKの技とか味とかが形成されていって、なんやかんやで雰囲気のある音楽というか
下手だけどなんかいいとか、ダメだけど見逃せないとか、ダサいけどかっこいいとか、
そういう楽しい時代だったなーとかなんとか。
もちろんテクノロジーが発達した今は今なりの楽しさもアイデアもあるので、
あの頃が良かった的なことではないんだけども。基本新しい物好きなので。
でもその頃に出来上がったというか持っていた思考がDIYだったりするわけで、
DIYは手作りってことでもなければ、オシャレキーワードでもないぞと。思想だぞと。
なんか最近流行ってるんですかね。DIYって言ってみるの。オレDIY的な、みたいなゲロゲロ。
このCD、長らく在庫切れだったりしましたが、
とある事情(つまり返品)でほんの数枚だけ在庫が復活してますので、
もし万が一、今この2010年に2001年のこの作品を聞いてみようと言う勇気のある方いたら
このあたり一帯でチェックしてみて下さい。
01. Fade into the clouds
02. Red bus goes through our days
03. Walk or not
04. Drops
05. Night moves on
06. White bird sings another song
07. Hesitation
08. Funny card
12. begining for apartment
13. everything's so bright
追記。
今度出すメルシーマガジン3号にパステルショット級にすごいいい日本人入ります。
もうなんか知らんがすごくいいので、お楽しみにどうぞ。
【abcdefg*record全タイトル連載レビュー】
音楽的な内容にはあまり触れない裏話メインの連載レビュー第4回目です。

AG-007は2001年に発売になったpastelshotのデビューミニアルバムにしてラストアルバム『Hush, Little Baby』。
このバンドはコンピ『月曜日のabc』に参加していたバンドで、
神谷君と横手さんの男女ツインボーカル的な2人がメインな感じのバンド。
名古屋と東京に別れて住んでいたので、
何かと活動は不便だったのかもしれないけど、
奇跡的にすばらしいアルバムが完成してしまいました。
まあ結局はこのCD出してすぐに解散しちゃったんだけど。惜しいなぁ。
もう1枚くらい作ってたら何かが起こってたかもしれん、と思ってしまうバンドですな。
最初カセットでデモを聴かせてもらったときに、
もう結構曲が出来上がっていて、宅録丸出しなんだけどとにかくすごく良くて。
CDにするっていうんで録り直してなんだか雰囲気台無し、みたいなことにはならなくて良かった。
基本的にワタクシ音質は昔からこだわりが無くて、完全に雰囲気重視。
なんやかんや言って、最初に持ってきたデモテープが一番良いじゃんっていうのは良く思うんですよねぇ。
このパステルショットは歌は若干というかめっぽう下手ですが、
個人的には音程狂っていようがおかまい無しで絶賛です。
このCDには入ってなくて、その前述のコンピにだけ入ってる「Summer Story」って曲なんかは、
カセット音源そのまま入れただけみたいな(というか本当にそうだったような)感じで、
スーパーしょぼくて、テクはないけど夢はあるぜーってなもんで、今聞いても断然かっこいい。
アートワークは、横手さんの妹がイラストを描いて、
デザインは平井さん。平井さんはワイマールってバンドをやってた人。
ワイマールと言えばミンティフレッシュジャパンのコンピでmiette-oneと一緒に入ってた。
とまあそんな感じでこのジャケは絵本みたいな感じで良いんです。
ただこの時一つ失敗をしてて、持ってる人はよーく見ると分かるんですが、
帯がなんだか怪しく切れてるんです。
帯って言うのはなかなかやっかいでしてね、
デザインするときはCDのジャケットと合わせて考える訳ですよ。色とか絵とか文字の続き具合を。
で、この時Pケースの左側にある余白というか1センチくらい空いてるところを計算に入れないと、
はめたときに帯が全然ジャケと合わないぞーという事態になるんですね。
で、こりゃヤバいってことで、後からキンコーズへ持っていって、
綺麗に切ってください、ってお願いしてカットしてもらうなんて大慌てなことになっちゃうんですが、
この時、見事それをやらかしました。
まあ、今ではそんなアホみたいなミスはしませんけど。
実際に印刷してはめて確認すればいいだけなのに、
なんやかんやの事情でそれが起こってしまうんですねぇ。人間とは恐ろしい。
まあ当時は良くわかってないというか作りなれてないですから、
そういう初歩的なミスをバンバンしながら作り方を覚えていった訳です。
そういえば、なにかと音楽関連のことでどうやったらいいの?って聞かれることが
わりといっぱいあるんで、とりあえず分かる事は丁寧に説明してあげたりするようにしてるんですけど、
どうも失敗したらダメみたいな風に思ってる人がやたら多いんだなーという事をよく思います。
そんなんとりあえずやってみて失敗したらそれから考えれば良いじゃんっていうような。
一回の失敗でアウトになるような事は、事前にこれ絶対やったらあかんよって言いますけど、
失敗してみないと何がダメで何がOKなのか分からない事に限って、失敗したがらないっていうか。
まあそんな事を言うようになったらおっさんじゃないかという気もするんですが。
この頃の宅録とかはまさにそういう失敗の繰り返しで、工夫を重ねて重ねて、
自分の中でOKの技とか味とかが形成されていって、なんやかんやで雰囲気のある音楽というか
下手だけどなんかいいとか、ダメだけど見逃せないとか、ダサいけどかっこいいとか、
そういう楽しい時代だったなーとかなんとか。
もちろんテクノロジーが発達した今は今なりの楽しさもアイデアもあるので、
あの頃が良かった的なことではないんだけども。基本新しい物好きなので。
でもその頃に出来上がったというか持っていた思考がDIYだったりするわけで、
DIYは手作りってことでもなければ、オシャレキーワードでもないぞと。思想だぞと。
なんか最近流行ってるんですかね。DIYって言ってみるの。オレDIY的な、みたいなゲロゲロ。
このCD、長らく在庫切れだったりしましたが、
とある事情(つまり返品)でほんの数枚だけ在庫が復活してますので、
もし万が一、今この2010年に2001年のこの作品を聞いてみようと言う勇気のある方いたら
このあたり一帯でチェックしてみて下さい。
01. Fade into the clouds
02. Red bus goes through our days
03. Walk or not
04. Drops
05. Night moves on
06. White bird sings another song
07. Hesitation
08. Funny card
12. begining for apartment
13. everything's so bright
追記。
今度出すメルシーマガジン3号にパステルショット級にすごいいい日本人入ります。
もうなんか知らんがすごくいいので、お楽しみにどうぞ。
【abcdefg*record全タイトル連載レビュー】
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