ラジオでもちょっとさわりだけ話したけど、
今いろいろと今後の展開について考えてることがあって、
その前提となる「自分はなにが楽しいか」ということをあらためて考え直してみるというメモ書きです。
やたら長くて、あんまり意味は無いので、よっぽど暇な人以外は
さわやかな映像でもお楽しみ下さい。
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あるモノを手に入れることで自分は何が満たされるのか、何が喜びなのか、を考え直してみます。
自分の場合、作る側と買う側の両方の視点が入り交じるのでややこしいですが、その辺はザックリとで。
モノを買う時の判断基準として重要になるのがたぶん以下の3要素。
■金銭的価値 = A'
■所有欲・物欲・ショッピング自体の楽しさ = A''
■そのもの自体の価値・満足感 = A'''
これらがたぶんベスト3だと思うので(順位は関係ありません)、
これをA'、A''、A'''として、
たとえば、500円の(A1)と、5000円の(A2)があります。
お楽しみにボックスでもイメージしてみるといいかもしれません。
これを3つの観点から、どちらに軍配が上がるかということで並べてみました。
A1' < A2'
A1'' < A2''
A1''' = A2'''
500円と5000円という10倍の金額の違いがあるので、
A1' < A2'
というのはまあ紛れもない事実です。
次の所有欲・物欲は、
A1'' < A2''
これは、やっぱり高いものを買うときの方がアドレナリンも出ますし、
買ってやるぜー、ついに買ったぜー、どうだこのやろう!という感じになります。
そしてたいがい高いものの方が大事にします。
ショッピングの楽しさには、いいものを安く買えたぜという喜びももちろんありますが、
それがいいものかどうかは次の項目の要素にもなるので、ここでは考えないことにします。
最後のそのもの自体の価値・満足感は、
A1''' = A2'''
そのもの自体の価値は、値段の差とはあまり関係がない様な気がします。
満足できれば安くても高くてもOKかな、と。
次に、0円のA0をここに加えてみます。
するとどうなるか。
A0' < A1' < A2'
A0'' < A1'' < A2''
A0''' =? A1''' = A2'''
細かい説明は省きますが、基本的には並びは変わりませんでした。
ただ最後の、価値・満足感のところは、若干0円の場合、イコール?と言う感じかも。
ここまでで言えることは、
値段が高い方が所有欲や物欲は満たされるけど、
そのものの価値・満足感にはあまり関係無いかも、という感じです。
次に、実際のモノが無い「データ」のBで同じように比較をしてみます。
500円の(B1)と5000円の(B2)といった感じでしょうか。
B1' < B2'
B1'' =? B2''
B1''' = B2'''
金銭的には、モノだろうとデータだろうと高い方は高いという事実があるので、
B1' < B2'
こうなります。
次は、
B1'' =? B2''
個人的にはこんな感じになります。
はてな付きのイコールです。
実態いが無いデータですから、所有してる感はあまりどっちでも変わりません。
購入するときの楽しさは、若干高い方が上かなーと言う気がほんっの少しだけありますが、
そうでもないかなーというあやふやな感じで?付きです。
最後の、
B1''' = B2'''
これはモノがある時とまったく同じです。
価値があるかどうかと値段はあまり関係ありません。
また同じようにここにも0円を加えてみます。
するとどうなるか。
B0' < B1' < B2'
B0'' =? B1'' =? B2''
B0''' =? B1''' = B2'''
金銭的には、当然、
B0' < B1' < B2'
こうなります。
次は、
B0'' =? B1'' =? B2''
これもまたもやはてな付きですが、ほぼイコールです。
実態が無いデータですから、無料でも有料でも所有してる感はあまり変わりません。
最後の、
B0''' =? B1''' = B2'''
これはモノがある時とまったく同じです。
無料だろうと、5000円だろうと、価値があるかどうかと値段はあまり関係ありません。
無料だけちょっと?が付くかも付かないかも、くらいな。
ここまでのパターンで言えることは、
・モノがある場合は値段が高い方が、所有欲や物欲は満たされるが、
データの場合は所有欲や物欲は値段とはあまり関係がない。
・モノでもデータでもそのものの価値や満足感と値段はあまり関係がない(か、関係が薄いくらい)。
では、次にAとBをごっちゃにして総合で考えてみます。
するとどうなるか。
(A0' = B0') < (A1' = B1') < (A2' = B2')
(B0'' =? B1'' = B2'' =? A0'') < A1'' < A2''
B0''' =? B1''' = B2''' =? A0''' =? A1''' =? A2'''
ややこしくなりましたが、こんな感じです。
ここまでの話を全部ぐるっと無理矢理まとめると、
・金銭的価値は「価格の安い<高い」。
・所有欲・物欲は「モノがある場合は値段が高い方」、「データの場合は値段は関係無い」。
・所有欲・物欲は「データ<モノ」。
・ショッピング欲は「価格の安い<高い」。
・ショッピング欲は「データ<モノ」。
・そのものの価値・満足はモノでもデータでも価格とは関係がない。
と言うことになりました。
ここまではAとBの内容をぼかして価格差に焦点を当てましたが、
実はAとBが全く同じ内容のものである場合は、これがどう変わるか。
ソフトの配信販売とパッケージ販売みたいなことです。
内容に焦点をあててみます。
AとBの内容が全く同じ場合、
■金銭的価値 = A'
■所有欲・物欲・ショッピング自体の楽しさ = A''
■そのもの自体の価値・満足感 = A'''
この3つは自分の満足感にどういった影響を与えるかを考えてみます。
金銭的価値から考えます。
これは前回同様に単純です。
(A0' = B0') < (A1' = B1') < (A2' = B2')
安い<高い
これだけの話です。前回と同じです。
次に所有欲・物欲・ショッピング自体の楽しさですが、
前回のまとめから考えると、これは内容には関係のない結果だったので、
(B0'' =? B1'' = B2'' =? A0'') < A1'' < A2''
前回と同じになります。
ここを決定付けるポイントは、どうやら外身・モノが大事ということが分かります。
ただ、ショッピング欲だけをわけて考えると、
内容が同じなのに値段が違うと言うことは、アドレナリンの分泌の仕方が変わってきます。
当然いいものをより安く手に入れると言う方向になりますから、
B2'' < A2'' < B1''< A1'' < B0'' < A0''
となります。
最後に、そのものの価値・満足度ですが、
これは、内容が同じですから、
A0''' = A1''' = A2''' = B0''' = B1''' = B2'''
すべてイコールになります。
前回の価格差で出てきた答えをふまえつつ、
今回内容が同じもので価格や形態が違う場合のまとめは、
・金銭的価値は「価格の安い<高い」。
・所有欲・物欲は「データ<モノ」。
・ショッピング欲は「価格の高い<安い」。
・ショッピング欲は「データ<モノ」。
・そのものの価値・満足は「モノ=データ」。
と言う様なことになります。
ここでさらにちょっとまとめ直すと、
自分が何かを買う場合の動機とかきっかけとかよし買っちゃえっていう心理は、
金銭的価値は「価格の安いもの<高いもの」とはおそらく見てないはずです。
単純に安い方がいいですから。
ということは、上に出てきた『金銭的価値は「価格の安い<高い」』というやつは、
あまりどうでもいいようなことだった気がしてきます。
売る方は高い方がいいし、買う方は安い方がいいと言うだけの話で。
消費者視点で言い換えれば、買いやすさは「価格の高い<安い」に変わる訳ですから。
じゃあショッピング欲はどうかと言うと、
内容に焦点を当てない場合は「価格の安い<高い」となってました。
ところが内容が同じと分かった場合は、「価格の高い<安い」と逆転します。
ということで、おそらくこれもそもそもあまり重要なポイントではないのではないかと。
結局のところ、価格の安い高いはあまり満足感とは関係がない結果になりました。
残ったのは、
■所有欲・物欲・ショッピング欲は「データ<モノ」。
■そのものの価値・満足は「モノ=データ」。
この2つだけです。
音楽に当てはめると、
CDだろうがレコードだろうがカセットだろうが配信だろうが、
価値は全部一緒で、それは無料・有料には関わらない。(もちろん安い方がいいけど)
けど、物欲的には、とにかくモノが欲しい!という感じでしょうか。
この結論をふまえて、ここからさらにむちゃな考察の始まりです。
ここにある新作アルバムが1枚完成したとします。
この販売・配布方法を考えます。
1)無料でCDを配布
2)有料でCDを販売
3)無料で音源を配信
4)有料で音源を配信
考えられるのはこの4つです。
もちろん色々組み合わせや、その他の要素を加えるともっとあるんですが、
ベーシックなパターンはまずこの4つになります。
仮にこれを4つ同時にやったとしたらどうなるでしょうか?
上の結果に従って、それぞれの観点で順位を付けてみます。
■所有欲・物欲・ショッピング欲
1)有料でCDを販売
2)無料でCDを配布
3)有料で音源を配信
4)無料で音源を配信
■そのものの価値・満足
1)無料でCDを配布
1)有料でCDを販売
1)無料で音源を配信
1)有料で音源を配信
となります。
2つの観点で1位になったのは「有料でCDを販売」です。
さっき消えたのにもう一回価格の観点を付け加えてみます。
いいものをより安く。名古屋的に言えばお値打ち感。
■価格のお得さ
1)無料でCDを配布
2)無料で音源を配信
3)有料でCDを販売
4)有料で音源を配信
ここまでの3つの観点で1位になったのは「有料でCDを販売」「無料でCDを配布」です。
ただ実現可能かどうかと言うことになると、コスト面の問題が出てきます。
■コストのかからない順
1)無料で音源を配信
2)有料で音源を配信
3)有料でCDを販売
4)無料でCDを配布
こうなって来ると流通のしやすさとかいうことも気になります。
言い換えると、手に入れやすさや、便利さ、気軽さ、スピード、広まり具合みたいなことでしょうか。
■流通のしやすさ
1)無料で音源を配信
2)有料で音源を配信
3)有料でCDを販売
4)無料でCDを配布
CDに関しては有料より無料の方が流通しやすいかと言うと、
意外とそうでもない事情はいくつもあるので、この順位です。
最後にリターンがどうかということも付け加えてみます。
バンドへの印税も含まれますし、継続可能かどうか、倒産しないかと言う様なこともあるので。
■リターン
1)有料でCDを販売
2)有料で音源を配信
3)無料で音源を配信
3)無料でCDを配布
基本、なんらかの仕掛けを考えないと、無料は無料なんでリターン0です。
ここではベーシックパターンなので、なにも仕掛けをしないってことで考えます。
ここまでに出てきた6つの観点を総合してみたいと思います。
意味は無いですが、とりあえず1位は4点、2位は3点、3位は2点、4位は1点で集計します。
<総合点>
1)無料で音源を配信 18点
1)有料でCDを販売 18点
3)有料で音源を配信 16点
4)無料でCDを配布 15点
こんな結果になりました。
これでどうこうと言う話ではないですが、
なんかしらのヒントがある様な気がしてきました。
ここからは、さらにちょっとしたメモなので、無視して下さい。
前々からずっと考えていたことで、
「有料でCDを売るのと同時に、同じものを無料で配信する」ってのはダメなのか??と。
もちろん仕掛けというか、ふたひねり位アイデアは必要だけど。
その辺について、またの機会にもちうちょっと深いところを考えてみようかと思います。